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Column

エンジニアの婚活がうまくいかない理由——ロジカルさは、弱点ではない

読了 約6分

キーボードと眼鏡とコーヒーが置かれた静かな机。エンジニアの日常のイメージ

「条件は悪くないはずなのに、なぜか進まない」。エンジニアやIT職の方の婚活で、繰り返し聞く言葉です。

結論から言うと、原因は性格でも会話の能力でもなく、進め方の設計にあることがほとんどです。論理的に考える力は、婚活では本来、強みになります。うまくいかないのは、その力が活きる構造になっていないだけです。本コラムでは、つまずきやすい3つの構造と、それぞれの直し方を解説します。

つまずき1:厳密すぎる要件定義

条件を厳密に定義したくなるのは、設計者の習性です。年齢、居住地、価値観、働き方。ただし条件をAND検索で重ねるほど、対象になるお相手の母数は急速に小さくなります。

直し方は、要件の優先順位付けです。must(譲れない条件)とwant(あれば嬉しい条件)を分け、mustを3つ以内に絞ります。wantは、会ってから確かめる項目に回す。仕様を固めすぎる前に、まず動くものに触れる——開発と同じ順番です。

つまずき2:レビューになる会話

お見合いの会話が、相手の発言の正確性チェックや、自分の情報の網羅的な説明になってしまうケースがあります。会話の目的を「正しさの確認」に置くと、こうなります。

お見合いの会話の目的は、相互理解です。正確に言えば、「この人ともう一度話したいか」をお互いが確かめる時間です。そこにアドバイスや訂正は求められていません。相手の話を深掘りする質問を、自分の話の2倍にする。目安があるほうが動きやすければ、この比率から始めてみてください。

つまずき3:ログのない失敗

最大の構造問題はこれです。マッチングアプリは、結果しか返してくれません。なぜ選ばれなかったのかの記録(ログ)が残らないため、改善のしようがないのです。

原因の見えない失敗が続くと、人は試行そのものをやめてしまいます。再現手順のないバグ報告に消耗する感覚に、近いはずです。

直し方は、データが見える環境を選ぶことです。IBJの仕組みでは、申込・お見合い成立・交際の各段階が記録に残ります。Yohakuではこのデータをお見合いアナリティクスとして標準装備し、毎月カウンセラーと読み解いています。判断するのはAIではなく、本人と担当です。

ロジカルさが活きる場所

「エンジニアは婚活で不利」という根拠のある事実は、確認できません。プロフィールの改善、会話の振り返り、数字での検証。婚活の工程の多くは、エンジニアが日常的に使っている改善の技術と同じ形をしています。

不利なのは属性ではなく、フィードバックのない環境で続けることです。環境が変われば、同じ力の置き場所が変わります。Yohakuの進め方はサービス紹介で、担当の経歴はカウンセラー紹介でご覧いただけます。

よくある質問

話すのが得意ではありません。それでも大丈夫ですか。

お見合いは雑談力の試験ではありません。形式が決まっている分、事前準備がそのまま効きます。質問の用意や話題の設計など、準備で補える部分が大きいのは、むしろ得意領域のはずです。

仕事が忙しく、時間が取れません。

婚活の時間は、長さより周期が重要です。週にいちど、申込と振り返りの時間を30分確保する。この小さな定例だけでも、活動は止まらなくなります。

アプリと結婚相談所、どちらが向いていますか。

改善のためのデータが欲しい方には、申込やお見合いの記録が残る結婚相談所の仕組みが向いています。アプリ疲れを感じている場合は、構造から整理した別コラムも参考にしてください。

アプリ疲れの整理は「マッチングアプリに疲れたら」で詳しく解説しています。

まとめ——強みの置き場所を変える

うまくいかない原因は、能力ではなく構造にあります。要件を絞る。会話の目的を変える。記録の残る環境を選ぶ。この3つは、どれも今日から設計し直せます。

ロジカルであることは、婚活の障害ではありません。フィードバックのある環境でなら、それは最も確実な武器になります。

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